rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

先週の新入荷レコード

本日もご来店ありがとうございました。開店時には台風一過、後は青空待つばかりかと思いきや、そこから雨雲まさかの粘り腰。おかげで午後は優雅な無人島。それでも営業終わってみれば、報道に流されてうっかり臨時休業しなくてよかったな、と思えるまでに持ち直してくれました。パッとしないお天気の中足をお運びくださったお客さまに感謝を捧げます。ありがとうございます。
本日おいでくださったみなさまによいことがありますように。

遅ればせながら、先週ご紹介しそびれた新入荷レコードのご案内失礼します。

[:W500]

左上:レス・マッキャン・プレゼンツの文字が華々しいモンティ・アレキサンダーのデビューアルバム(おそらく)。入手したのはキング国内盤なのですが、なぜか途中でピッチがひどく崩れるところがあって、マザーが原因なのかプレスが原因なのか判然としないものの(盤ソリも針の横揺れもないので)、うーむやっぱりモンアレはMPS録音に限るなあ、と思ったのでした。
中上:妻案件。フランス国内のローカルスター(だと勝手に思っている)フランソワ・ジャノーのリーダー作ながら、ミシェル・グレイエ、ジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク、アルド・ロマーノとひと回り国際的な知名度のある名前がサイドを固めていて安心感のある作品。ところで「ジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク」ってグッドネームの並ぶヨーロッパ系ジャズミュージシャンの中でもかなり上位に食い込むよい名前ですね。
右上:タビー・ヘイズ'62年の代表作2枚のうち人気のない方。もう片方の『ダウン・イン・ザ・ヴィレッジ』に比べてジャケ写の顔アップがより大きくて、おかげでアヒル口と肌のプリプリ具合がより鮮明に伝わります。もちろんユニバーサルの再発盤。折り合いのつく値段で見つけるまで相当待ちました。
左下:ちょっと前の西原(幡ヶ谷)ELLA RECORDSさんでの収穫。モントルーのライブ盤での衝撃にはやや劣るものの、これはこれで筋の通ったレアグル作品。
右下:バイオリン、ギター、ベースのトリオ編成でグラッペリ以上ポンティ未満のほどよい感じで聴かせる1枚。「マイケル・ウルバニアク・ジャズ・トリオ」といちいちグループ名に「ジャズ」と付けてしまうところ、さすがフュージョンを主戦場とする男だな、と感じ入る次第です。

明日からしばし夏のご帰還らしいですね。お店冷やしておきますので、どうかビーサン履いてご来店になってください。
ところで気がつけば今季まだビアガーデンに足を踏み入れていません。間に合うのか。
えーと、お待ちしてます!