rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコード

お寒うございます。昨日と同じく品のよい冬晴れお天気、けれども店内に一歩足を踏み入れるとそこは極寒の流刑地。ここが昨日と同じ店だなんて信じられない。過疎の地にご来店くださった貴重なお客さまに感謝致します。ありがとうございます。
みなさまによいことがありますように。

ヒマ疲れでしょうか、何も思い浮かびません。こんなときこそ新入荷レコードのご紹介でお茶を濁すことにします。

左上:クレア・フィッシャーのトリオ作品。パシフィック時代の彼はジャケのタイポグラフィがすばらしい。
中上:ルビー・ブラフのトリオ作品。トランペット+ギター+ベースのドラムレス。なんとなく想像がつくとおりの音楽が流れてきます。
右上:ビル・コナーズのトリオ作品。この場合の「トリオ」は会社名ですが。そして正確には「トリオ制作によるECMの国内盤」ですが。ECMのトリオ盤は、所有しているとなんとなく卑屈な気持ちになりがちなので極力スルーしたいところ。でもこのアルバムはいくらなんでも見すごせないお値段で遭遇してしまったのです。
左下:ハンガリー出身、いかにも精力絶倫そうなバカテクベーシスト。「ペゲ」ってすごい名前ですよね。
中下:若干とっちらかってるけど勢いがあって悪くないアルバムだ、と思っていたのですが、うっかりALLMUSICでこのアルバムを検索したらひどいゴミ盤扱い。途端にかけづらくなってしまった。
右下:ドン・ウン・ロマン'98年のクラブ寄り録音。リズムトラックだけ延々と続く曲があったり、ジャンルちがいにもほどがあるアゲ系ダンスチューンが入っていたりと店使いが難しいアルバム。D面だけは許容範囲、と信じたい。

明日とあさっては一気に気温が上がるんですね。桜でも咲くのかな。
お花見ついでにいらしてくだされば幸いです。週末のご来店を心よりお待ちしております。