rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

個展のご案内と今週の新入荷レコード

本日もご来店ありがとうございました。春うららかな土曜日、おかげさまで終日ほんのりと忙しく働かせて頂きました。西の方を見やれば心ざわつく日々の中、みなさまの貴重なお時間を当店でおすごし頂いていることに改めて感謝の念を抱いております。ありがとうございます。
本日おいでくださったお客さまによいことがありますように。

おしらせをひとつ、失礼致します。
以前当ブログにてご著書を紹介させて頂きました()異才・科ひでとさんのペン画展「INPUT&SHIPMENT」がただいま上野のギャラリー風音さんにて開催されております。日程は4月の9日・10日、16日・17日、23日・24日のいずれも週末土日の3セット。うわ、告知サボっているうちにもう半分すぎてる…。

会期中、13:00から18:00までは作家在廊とのこと。当店にも置いてあります強烈なカレー本や喫茶店本を目にした記憶がおありの方、ぜひあの本の著者さんに会いに行ってみてください。きっとものすごく挙動不審になりながらお相手してくれると思います。

えーとそれから、今週の新入荷レコードのご紹介を。

左上:今週の台風の目。本当にこればっかりかけてます。昨夜うっかり落下事故を起こしてジャケット天抜けをこしらえてしまったことが痛恨の極み。
右上:B面最後の曲「Pavane」は、実のところブッカー・アーヴィン『ソングブック』などでおなじみのスタンダード曲「The Lamp Is Low」そのもの。そもそも「The Lamp Is Low」という曲自体がラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」のメロディを脚色したものなのだそうです。だから? と言われても困るけど。
左下:ここでのカーティス・フラーはまるでJ・J・ジョンソンの霊に取り憑かれたかのごとく早吹きしまくってるのですが、もともとそんなキャラでもないので疲れたのでしょう、裏ジャケのカーティスさんは真っ白な灰になっています。

お疲れさまです。
右下:数年前にユニバーサルからピカピカの再発が出ましたが、これは'77年の日本フォノグラム盤。お値段雲泥の差ながら、やはりジャケの美しさなどは全然ちがいますね。まあ、私たちにはこれで充分だと思うことにします。

うわ、とんでもない時間。私事ながら手持ちパソコンのiCloudの調子が極端に悪くて、写真を同期させようと無駄なあがきを続けているうちに時間ばかりがすぎてしまった現状。さっさと帰って寝ることにします。
明日はお天気雨予報。被災地は現在豪雨強風だそうで…。ご無事をお祈り致します。こちらは籠城体制でやっておりますので、どうか気が向いたらいらしてやってください。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。