rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

釣り銭切れはいつも週末

本日もご来店ありがとうございました。お客さま、雨と共に去りぬ。お昼すぎにごく短時間降っただけで、その後の数時間にわたって私ども大草原の小さな店。オーストラリアの砂漠地帯もかくやといった人口密度の低さに、週末には滅多に取らない休憩時間まで臨時で頂戴してしまいました。それでも1日終わってみれば、なんとか惨憺たる結果は免れて、従業員一同ホッと胸をなで下ろしております。これもひとえにお足下の悪い中、当店まで足をお運びくださったお客さまのおかげ。感謝しております。
本日ご来店くださったみなさまによいことがありますように。

ワインのカラフェSサイズにグラスをふたつ、とご注文なさったふたり連れのお客さま。お席を立った際のお会計は1080円でしたが、おふたりとも細かいお金の持ち合わせがない模様で、おひとりずつ1000円札をお出しになって計2000円、これでお釣りが920円。ワリカンになさりたかったのでしょう、お釣りを100円玉でください、とのご指定がありました。100円玉の残量に若干の覚束なさがありましたので、どうしようかな、と一瞬躊躇したのですが、まあワリカンで必要なんだろうな、と思って言われるままに100円玉9枚と10円玉2枚のお釣りをお渡ししました。
それが、今になって気づいたのです。100円玉9枚と10円玉2枚では、どうやったってワリカンが成立しないと。お釣りをキッチリ均等にしようと思ったら、100円玉8枚と50円玉2枚、それに10円玉2枚にしないといけなかった。いや、そんなことよりも「おひとりさま540円です」とでも言ってバラバラに会計してしまえばよかった。そうすれば1000円札ではなく、550円とか600円とかでお支払い頂けたかもしれなかったのに。誰も得しない上に100円玉の在庫まで逼迫させてしまうダメなオペレーションをしてしまいました。
…えーと、反省しています、という話でした(オチがなくてすいません)。

その後いろいろ手を尽くしまして、100円玉の在庫も明日いっぱいは持ちこたえそうな程度に回復しました。どうかみなさま、明日は当店でお釣りを受け取ってください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

[:H500]

写真は本文とはまったく関係なく、少し前のブログで書いたナゾのバー。午前1時すぎ、営業してます。
ところで今日は「逼迫」という難しい言葉が使えたのでなんとなく満足です。