rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

「早稲田通りと私」書き損じ

本日もご来店ありがとうございました。お昼どきをすぎてからの長い長い、長すぎるアイドルタイムを経て、次にお店が活気づいたのは実に午後の9時30分を回ってから。お昼と夜のお客さま、ならびにその間においでくださった片手の指で数えられるほどのお客さまに心からの感謝を捧げます。ありがとうございます。
本日いらしてくださったみなさまによいことがありますように。

実家が埼玉県なので「上京」という言葉は今ひとつ似つかわしくないのですが、家を出てひとり暮らしを始めてから、えーと、18年くらいになります。途中食い潰して実家に舞い戻ったり、海外転居で留守になった姉の家に居候を決め込んだり、ひとり暮らしじゃなくてふたり暮らしになったりと紆余曲折ありましたが、基本的に東京暮らしでは早稲田通り界隈に住み着いて今に至っております。

…ここから「早稲田通りと私」みたいな文章を書くつもりだったのです。つい先日、早稲田通りの“終点”とも言える青梅街道との交差点まで自転車を走らせたことで、自分と早稲田通りとの付き合いに新たなる1ページが刻まれたような気がして、そうだここから話が始められるだろう、と思ったのです。

▼Googleマップ ストリートビュー(1)

友よ、これが早稲田通りの“終点”だ。

そう言えば以前に早稲田通りの“始点”にも行った記憶があった。たしか山吹町のところでズドンと突き当たって終わっていたはず。始点のくせに「終わる」という表現も変ですけど。

▼Googleマップ ストリートビュー(2)

友よ、これが早稲田通りの“始点”だ。実はちがうけど(後述)。

そうです。記憶ちがいだったのです。山吹町のところでズドンと終わるのは「早大通り」という全然別の通り。そう、ここにかつて激辛カレーのバイキングで知られたマラバールというお店がありました。ものすごく辛かった。お腹が痛くなるくらい辛かった。
本当の早稲田通りの“始点”はずっと見慣れた場所でした。北の丸公園の入口のあたり、靖国神社の大鳥居のあたり。九段下の駅を降りて坂道を人の流れ追い越して行くあたり。

▼Googleマップ ストリートビュー(3)

友よ、これが本当の早稲田通りの“始点”だ。

ふーん、早稲田通りって思ってたよりずっと有名だったんだねー。つまんないのー。みたいなすっかり萎えた気持ちになったまま残務整理のつもりで今日のブログを書きました。こんなことでよいのでしょうか。よくないですね。ごめんなさい。これで終わります。

明日の夜からあさってにかけて雨模様。みなさまどうか。
ご来店を心よりお待ちしております。