rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

定休日の午前中の記録

お寒うございます。飲んで飲んで飲まれて飲んで、と河島英五ライクな定休日から一夜明け、グッタリした身体を引きずってお店を開けましたが、えーと、お店の方も終日グッタリしておりました。こんな日にご来店くださった貴重なお客さまにはいつも以上の感謝を捧げる次第です。ありがとうございます。思いがけないご報告に世間の狭さを実感する瞬間もありました。どれだけグッタリしててもお店開けてれば面白いことがあるものですね。グッタリしていないに越したことはありませんけど。

最近自分のお腹がふくよかになってきた気がして(怖いので体重計には乗ってない)、これはなんとかせねばと思い、定休日の移動手段をすべて自転車にしてみました。自宅(中野)からまずは渋谷、それから四ツ谷四ツ谷から自宅に戻ってそこから新江古田、最後に自宅。これをウン年前に西友で9800円で買ったママチャリで疾走してきました。風が強くてツラかったです。

渋谷ではおなじみ地下の狭小店へ。取り置きをお願いしていたビル・エヴァンスの未発表新譜を身請けしてきました。いつも低単価の中古盤ばかりを漁ってこの道40年の名物店主を呆れさせてきたので、せめて新譜のときくらいはこちらでご恩返しさせて頂こう、と我ながら殊勝な心がけで予約の機会を窺っていたのですが、その矢先に店主のご病気でお店が長期休業。これは困った、どうしよう。今から変節してユニオンに予約を入れ直すか、それとも名物店主の復活に賭けてみるか。ダラダラして行動を起こさなかったことが、結果として後者を選択したことになりました。そして4月に入ったあたりから狭小店の営業復活の情報が。本調子ではないため夕方にはお店を閉めてしまうと知って慌てて電話しました。店主さんの声が聞けて一安心。ビル・エヴァンスも入荷予定と聞いて取り置きを頼みました。「まだしばらく入ってこないと思うよー。納品書見るまで値段も分からないから、いくらで売るかもまだ言えないよー」とやや危険な香りがするお言葉も頂戴しつつ、店のTwitterで入荷を知ったのが先週の土曜日。週末の営業を終えて、普段なら昼すぎまで寝ていたいところですが、早じまいモードの狭小店でスカを掴まないためにもいつになく早起きして自転車にまたがりました。渋谷についたのはまだお昼前。それなのにお店には先客がいて、何事かと思ったらウェブの取材とのこと。狭いお店に店主を含めて3人、と思ったらもうひとり登場。見た顔だな、と思っていたら、Tokyo Jazz Site管理人のキャッチポールさん。狭い狭い店内に4人。もうムリ。

写真はキャッチポールさんのInstagramから拝借しました。

お値段も危惧していたほどではなく、まあユニオンよりちょっと高いかな、というくらい。チェーン店とは仕入枚数がちがうのだから当然といえば当然ですね。「せっかくだからJAROさんで買った、という証拠写真を撮らせてください。箔が付くから」とお願いしたら「ウチなんかで箔が付くわけないでしょ」と苦笑しながらもOKしてくれました。

アレ、渋谷のこと書くだけでえらく時間食ってる…。その後もいろいろ回ったのですが。ああ。

四ツ谷の裏道で偶然見つけたたい焼き屋さん、ちょうど並んでみたくなる長さの行列ができていて、ついうっかり最後尾につけて買ってしまいました。

結局太ったと思います。

えーと、以上何が何やらですが、明日もみなさまのご来店をお待ちしております!