rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコード

昨日もご来店ありがとうございました。例によって遅い立ち上がりで、このままでは毎年恒例のハロウィン仮装で街を練り歩くちびっこたち(とその親御さんたち)に店内無人島状態をバッチリ目撃されてしまう、妙に目立つ看板も作ってしまったことだし、好奇心旺盛なキッズたちがトランペットがほしい黒人少年みたいに窓ガラスに顔をぺったりくっつけて、開店休業しているお店の中をまじまじと凝視する展開になってしまう、と心配になりましたが、ありがたいことにその後ポツポツとお客さまに恵まれまして、最終的にはそれなりに忙しくさせて頂きました。抽斗の奥にしまったはずのヒートテックインナーを求めて家捜しするこの時期、おいでくださったお客さまに心からの感謝を捧げます。ありがとうございます。
ご来店くださったみなさまによいことばかりがありますように。

今週の新入荷レコード失礼します。

上左:もう何年も前の勤め人だったころ、将来お店をやるならもっと定番レコを集めないと、と思って手に取ったこのアルバムは背景がエンジ色のものでした。あれから月日が経ち、いざお店を開けた後になって、このエンジ色レコードは全曲別テイクが収録されたオリジナルとは別バージョンだと知ったときの驚きといったら。これまで店内でドヤ顔でかけていたのは別テイク集だったのか…と思うと恥ずかしくなって、そのエンジ色は早々に処分しました。あれから月日が経ち、ユニオンのクーポン券の後押しもあってとうとう手にしたあさぎ色バージョン。もちろんプレスティッジ経由の国内盤、余裕の3桁プライス。いよいよウチもこの定番を受け入れるときが来たか…と思ったのも束の間、このレコードA面2曲目のお尻で永久ループが発生してしまう困りモノだと判明。盤面に付着物もなければキズもないのになあ。当面そこは手動で強行突破しつつ、新たな買い直しを検討します。
上中:このところの早じまい営業ですっかりお邪魔するタイミングを逃していた渋谷の地下狭小店にて確保。店主からは健康についての含蓄あるご助言をたっぷり頂きました。いわく「病気は気づかずに死んじゃうのがいちばんいいよ」ごもっともです。
上右:正確には買い直し盤なのですが、さっきのジョージ・ウォーリントンと同じくもう何年も手許になかったので最早気分は新規購入。前回はオリジナルながら状態悪すぎで手放したことを思えば、今回は再発盤なれどストレスなく聴けてうれしい限り。B面1曲目「How High The Moon」で炸裂するレイ・ナンス節は身悶え必至。
下左:ケニー・ドリュー主宰のMatrixレーベルから発売された、ECM以上にECMなアルバム。やりすぎるくらいにやりすぎてるのでお客さまの反応すごい。
下右:エリントン楽団が当世ヒット曲を独自路線でカバー。ジャケットがすばらしい。

朝ブログ書くなら二日酔いしちゃダメだゾ!(自分に向かって)
今日もご来店お待ちしております!