rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★今年もよろしくお願いします(血まなこで)

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもご来店ありがとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なお引き立てを賜りまことにありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

晦日の夜は渋谷のJBSさんにひとりお邪魔してきました。
お店に着いたのは午後10時すぎ、ひょっとしたらお客さん来なくて早じまいしてるかもしれないな、なんて失礼なことを想像しながらドアの中を覗いたら、あにはからんや(この表現使ってみたかった)すごく混んでました。文字どおりの満席。空いてる椅子がない。それどころか立ってる人がいる。
しかもお客さんがなんかちがう。思ってたのとちがう。夜遊びしてそうな若者がいっぱいいる。それにワルっぽいガイジンも。うわーなんか怖い。これってオレの知ってるジャズ喫茶じゃない。
怖気づいた私はそのままドアを開けずに逃げようかとも思ったのですが(ちなみに数年前同じシチュエーションに遭遇して実際逃げたこともあります)、いやいやせっかくの大晦日、ここまで交通規制に苦しみながら自転車こいではるばるやってきたのに(交通費ケチるため。明治神宮とか代々木体育館とかNHKホールとか、そのへんがらみの道路封鎖ばかりで泣いた)、ここで引き返したらあまりに自分が可哀想だ、と勇気を振り絞ってドアを開けました――。

本ブログをお読みのみなさまにおかれましても、JBSには昼間しか行ったことがない、という方が多数を占めるかと存じます。たしかに昼間のJBSはすばらしい。どうすばらしいかはあえて書きませんが、たぶん私とアナタの考えるところは似通っていると思います。すばらしいぞ昼間のJBS。
でも、夜遅くのJBSは、ときとして別の顔を持っています。こちらの顔も見ておいて損はないと思います。少なくとも、昼間とは全然ちがうから。なんだかこう、異空間だから。夜ちょっと遅い時間に渋谷にいて、まだ時間に多少の余裕がある、というときには、ぜひとも夜のJBSにお立ち寄り下さい。きっと新鮮な驚きが得られると思います。少なくともドアの前の緊張感は保証します。
(ちなみに、ときとして昼間と同じ顔のまま、というときもあります。そのときはいつもどおりのテンションで楽しみましょう。すばらしいぞJBS)

と、なぜか新年早々よそのお店(しかも大先輩格)をベタ褒めしたところで本日は終わりにしたいと思います。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております(まだ血まなこで)。

お客さまのご厚意で、雑誌『IMA』幻のVol.0をご恵贈頂きました。ありがとうございます!
なんでも書いてみるもんだ…。他の号と並んで本棚に置いてあります。ぜひともお手に取ってご覧下さい。