rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★みなさまよいお年を(血まなこで)

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもご来店ありがとうございます。

定休日を頂戴していた昨日も終わりかけのころ、妻が持っていたハサミの先端が私の左眼に刺さるというちょっとしたアクシデントがあり、別にケンカとかそういうことではなくて本当に偶然だったのですが、もちろんそのアクシデントを機にケンカというか険悪というかそういう感じになったりして、控えめにいってなかなか大変な1日の終わりをすごしました。
一夜明けて今朝、妻が大晦日も診療してくれる眼科を探し出してくれて(幸いなことに南口の駅近くにありました。コンタクト処方がメインのところでしたが)、充血というか出血というか、とにかく血まなこの眼をひっさげて診てもらいにいきました。まぶたと、眼球のすみっこの方が少し切れているけど、まあたぶん眼球の壁は突き破られていないだろう(突き破られていたら手術確定)、というぼんやりとした診断をもらって帰ってきました。「ここの設備では完全なところまでは分からないけど、おそらく大丈夫でしょう」という女医さんのお言葉。「コンタクトは普通に着けていいですよ。たぶん。それから万がいちってこともあるけど、そういうときは大学病院に行って下さい。ここには来ないでね」という頼もしい言葉もおみやげにもらいました。

そして私は血まなこの眼にコンタクトを着けて、満を持してオレ登場、突っ走ってやるぜ大東京、とばかりに2時間遅刻で店頭に立ったのですが、私がお店に着いた時点ですでにたくさんのお客さまがお見えになっていてなんというか、眼なんか切ってる場合じゃないな、と思いつつお仕事させて頂きました。本日、年の瀬も詰まりに詰まった中でご来店下さったお客さま、本当にありがとうございました。
みなさまよいお年を。日付が変わる瞬間にジャンプするお約束を忘れずに。

新年は明日元日より営業致します。まったく通常どおり、11時から23時まで。あまり何も考えずに惰性で決めた営業時間ですが、元日の夜遅くにご来店になるお客さまなんていらっしゃるのでしょうか? まわりのお店が軒並み閉まって、開けるところも「14時から20時まで」みたいな短縮営業をしている姿を見ると、自分たちの蛮勇に今さらながら不安になります。
ご近所にお住まいの方にあっては、真っ暗闇の街の中で当店の明かりだけがムダに煌々と光っているさまをご覧頂ければと存じます。ついでに中に入って頂けるともっとうれしいです。
血まなこのマスターがみなさまのご来店を心よりお待ちしております。

暮れの暮れに飛び込んできた訃報。大瀧詠一さんのご冥福をお祈り致します。あかね色の朝焼け雲ひとつちぎれて。