rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★サブーといってもザ・シークの甥の話ではなく

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
お寒うございます。ボジョレー・ヌーボー解禁の本日、ボジョレーはおろかフランス産ワインを1本も置いていない当店においで下さった心優しきお客さまに感謝致します。いつもありがとうございます。
みなさまによいことがありますように。
「ボジョレー、ボージョレどっちなの論争」に満足のいく結論が出ますように。

月曜に見かけたサブーのLPが今になってほしくなったのです。
見かけた場所はユニオン高田馬場店、の特価品ダンボールの中。
特価品なんてどうせヒップホップとかテクノハウス系12インチシングルとかそんなのばっかりだろう、と思っていたのですが、いつものクセで流してみるとさにあらず、中にはちょっとよさげなジャズのLPもチラホラと。結構思い切った特価だったのでそのへんはありがたく抜かせてもらって、件のサブーのLPもそのときいちど手に取ったのですが、いまいち決め手に欠けて若干の逡巡の末リリース(赦免)となったのです。そのときは。
でもなんだか気になるなあ、とことあるごとに思い出すこの2日間。あのジャケットどこかで見たことあるような気がする。
今日になってふと思いついてガイドブックを開くと、ありました。

そうか、この本で目にしたことがあったのか。紹介文を読むと「ラテン/アフロジャズの最高峰に位置する1枚」、なるほどねえ。
もちろんこの手のガイドブックでは掲載アルバムすべてが「最高」「最強」「キラーチューン満載」になっていて、かつてのボジョレー・ヌーボーの売り文句もかくやといった感じであり(あ、今日のネタとつながった)、読む方は相当割り引いて考えなければいけないのですが、うーん、こういう本で見てしまうと、なんとなくスルーするのが惜しくなってきた。
…という経緯を経て、本日の休憩時間に自転車こいで行ってきました高田馬場

先日あった場所になくて一瞬うろたえたけど無事確保。
「あのジャイルス・ピーターソン500ポンドも出した」というこの1枚、特価品ダンボール内でのお値段は100円でした(もちろん再発ですけど)。
あとは100円のレコード1枚持ってレジで会計できるだけの度胸があれば万事オーケーです。なかったけど!

そんなこんなで寂しいフトコロと相談しつつ、やっぱりレコード買っております。
お時間ございましたら聴きにきてやって下さい。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。

【耳よりなのかよく分からない情報】
ユニオン高田馬場店の特価品ダンボール、まだよさげなの残ってますよ。
モーリス・ヴァンデールの『JAZZ AT THE BLUE NOTE』が400円だったり(以前1500円で買った。悔しい。ダブリ承知で買おうかと本気で考えた)、キム・パーカーの『HAVIN' MYSELF A TIME』のオリジナルが300円だったり。ほかにも女性ボーカルものがチラホラとありました。ご興味ある方はどうぞ。