rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★祭りは終わったのか

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
改めて、先週末にご来店下さったみなさま、ありがとうございました。

桜の特需に沸いた週末から雨模様の月曜日を挟んだ本日、お天気も回復してまだまだお祭り継続の心意気でお店を開けたら、見事にぽつねんでした。
土日で積み上がった山を早速切り崩す、そんな1日。
それでも、夜になってから少しずつお客さまがお見えになったおかげで、なんとか世界を呪うことなく営業を終えることができました。ありがとうございました。
本日ご来店下さったお客さまによいことがありますように。
耳掃除したら大物が取れますように。

今日は昼間のぽつねん時間を駆使して、油井正一『ジャズの歴史物語』の再読だか三読だかをしておりました。お店の本棚には再刊されたアルテスパブリッシング版を置いていますが、手許にはスイング・ジャーナル社発行の旧版(ボロボロ)もあり、主にそっちに目を通してすごしました。
面白かったです(なんだそれ)。

写真は新旧の『ジャズの歴史物語』ならびに、個人的にはそれよりもっと面白いと思っている『ジャズの歴史』(創元社)。紛らわしいタイトルです。
『ジャズの歴史』の方は複数回の改訂がなされていて(写真は三訂版)、まえがきには「何回か改訂したが、正直なところ最初の版がいちばん面白いと思う。あのころのオレは今みたいに職業評論家に成り下がってなくて、自由闊達に好き勝手なことを書けていたものだなあ」みたいな記述があって、これはやっぱり古い方も持ってないといけないのかなあ、という気がしてくるのです。

それでは、明日もみなさまのご来店を心よりお待ち申し上げます。
むしろ、明日こそお待ち申し上げます。