rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコード

昨日もご来店ありがとうございました。終日動きゆったりの展開で、結果の方もいささかゆったりでしたが、それでもおいでくださったお客さまのおかげで1日腐らずお仕事することができました。ありがとうございます。お昼どきにいらして豪快に飲んでくださったお客さま、その後無事にお帰りになれましたでしょうか? 休日の自分を見ているようで内心ハラハラしていましたが、妻に言わせると「アンタの方がはるかにひどい」とのことでした。お互いがんばって生き延びましょう。
おいでくださったみなさまによいことがありますように。

今週の新入荷レコード失礼します。

上左:マルグリュー・ミラー'89年作。ジョーヘン、ロン・カータートニー・ウィリアムスの豪華メンバーによるカルテット。バカラックの「世界は愛を求めてる」のややひねったカバー収録。ウェルメイドだなあ。もうちょっと突き抜けてほしいなあ。
上中:最近なぜか目につくキャノンボール。こちら普通のOJCではなくてドイツプレスの重量盤。ドイツプレスというとパブロだけがもてはやされている気がしますが、そろそろこの手の「OJCのドイツもの」がチヤホヤされそうな気がする。
上右:オリエントもといオントエンでの収穫。'62年アメリカ低予算お色気映画のサントラ盤、ということは今になってWikipediaで知りましたが、いかにもそんな感じのジャケでどうも惹かれず(マンデル・ロウの名前だけじゃなあ)、店主から「これいいと思いますよ」と言われたときは正直「エッ?」でしたが試聴してビックリ、即決。ここまでど真ん中のビッグバンド作品だとは思いもよらなかった。サントラにありがちな“キャッチーなのは1曲目だけマジック”の適用もなくまさかの捨て曲ゼロ。これいいわあ。オリエントもといオントエン侮りがたし。ちなみに音質は低予算、って感じです。
下左:今さらですが王道を。こういうの未所有だと、行った先のお店で「何か買わないと出られない、でも何も買うものがない…」というときに手を伸ばせるからよいです。内容は言わずもがな。
下右:佐藤允彦'83年作。ここまでジャケで損できるアルバムも珍しい。

明けて本日、お出かけ日和すぎて私らの出る幕なんてないかもしれませんが、それでもがんばって開けてますのでひとつよろしくお願いします。
日曜日、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。