rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコード

本日もご来店ありがとうございました。昼間はお客さまの引きが異様に早く、まだ外が明るいうちに午後の部終了。次いで夜の部がスタートするまで長い長いぽつねんタイム。これだけ優雅な時間をすごしておきながら、終わってみればなんとか休日らしい結果に落ち着くことができたのは、ひとえにご来店くださったみなさまのご厚意のおかげと感謝しております。ありがとうございます。
本日いらしてくださったお客さまに格別よいことがありますように。

眠さに負けないうちにダッシュで新入荷レコード紹介を。今週はなかなか粒ぞろいです。

左上:MPS社長のバースデイパーティに客演したミルト・バックナー・トリオの実況録音。冒頭、いきなり「♪ハッピバースデイ、トゥーユー」の演奏から始まるので、店でコレかけると一瞬店内が「なんだなんだ?」みたいな感じになります(ゴメンナサイ。誰の誕生日でもありません)。見開きジャケの内側を見ると社長自身もピアノを弾いて演奏に乱入している模様。注意して聴けばどこでピアノが入れ替わったか分かるかも。
右上:おとといの拙ブログでご紹介しました。
左下:スウェーデンが誇る微妙に後ろ向きなレーベルPHONTASTIC。このアルバムもご多分に漏れず、ベニー・グッドマン界隈への愛情が臆面もなく出たビッグバンド作品になっています。ここでリーダーを務めるボブ・ウィルバーって、てっきりスコット・ハミルトンあたりと同世代なのかと思っていたらはるかに年上だったんですね。ルビー・ブラフと1歳しかちがわない。
中下:ジェームズ・ムーディの'90年録音。おそらくCDフォーマットが基本で、LPはドイツ国内でのみプレスされた模様。CDサイズのフロントカバーをそのまま引き伸ばしたかのような画像のぼやけたジャケット写真が脱力を誘います。演奏の方もほどよくぬるま湯。鷹揚に歌う「星に願いを」収録。
右下:以前JBSにお邪魔するとよくかかっていたアルバム。あのときはどうもピンとこなかったけど、今聴くと納得のよさ。ハズレ曲なし。今週でいちばんの収穫かもしれない。

今日はこれにて、そそくさと失礼致します。
明日には体力も回復、またがんばれるはず。みなさまのご来店を心よりお待ちしております。