rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

ジャズ喫茶本のことなど

昨日梅雨明け、今日梅雨入り。猛暑にゲリラ豪雨のオマケまでついた昨日から一転して、今日は空気ひんやり、空どんより。ときおり小雨がぱらつくお天気の中ご来店くださったお客さまに感謝致します。ありがとうございます。
本日いらしてくださったみなさまによいことがありますように。

少しは勉強しなきゃと思って、最近になってドロナワ的に「ジャズ喫茶本」の類を読んでおります。とりあえず手許に3冊。いずれも1990年から翌91年に出版された本ですから、今を遡ること四半世紀前。当時はバブルまっさかり。『ジャズ・マガジン Vol.1』『同 Vol.2』の過剰に凝ったブックデザインを見ると、ああ当時のニッポンにはお金があったんだなあ、と思います。ただページをめくってみると、内容の方はずいぶんと不景気。すでにこの時点で全国のジャズ喫茶は完全に衰退しております。
この本から25年、現在は日本全体が見事に衰退していますから、ジャズ喫茶は時代に先駆けた存在だったと言えるかも。先見の明があるのかも。ここから高らかに日本復活のラッパを吹き鳴らすのは、実はジャズ喫茶なのかも。…うん、自分でもありえないと思っていること書きました。

ひとつ壁際に屹立する本は、先だって泥酔した折に中野区立図書館のウェブサイトでうっかり予約してしまった本。「ご予約の書籍が用意できました」というメールが届いたとき、一瞬なんのことか分からなかった。受け取りだけはしましたが、そもそも本家の『ボヴァリー夫人』を読んでいないのにどうするのだろう。図書館のご担当者さま、お手数おかけして申しわけありません。
でも、これが「酔って図書館」でよかった。「酔ってamazon」だったら目も当てられないことになってた…。

えーと、今日はこれで失礼します。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。