rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

IKEAの本棚に並ぶ本について、思いつきを無責任に書きました

お天気狂い咲きの本日、みなさまご来店ありがとうございました。普段ならしんみりぼんやりの平日お昼どきが珍しく賑わいまして、残りの時間は恍惚の余生をすごしておりました。花粉も狂い咲く中いらしてくださったお客さまに感謝致します。改めて、ありがとうございます。
みなさまによいことがありますように。

昨日は所用で立川のIKEAまで足を伸ばしてきたのですが、IKEAに行くたびに気になるのがこれです。

本棚に並んでいる大量の本。

同じ本がたくさん。

なんで? ってくらいたくさん。

家具を扱うお店で本棚がディスプレイされていると、思わずそこに並んでいる本を確かめてしまう程度には趣味が悪いのですが(ああ、これは近所のブックオフ100円コーナーで適当に抜いてきたな、とか)、今まで観察を繰り返してきた経験上「同一本の集積で押してくる」というケースは比較的よくあるパターンであると思います。ただし、そういったときの本は、たとえば表紙だけ付いてるけどページをめくってみればすべて真っ白ののっぺらぼう、完全にディスプレイ専用の本モドキであるとか、あるいは遠目には本のように見えるけれども実際はただの箱(というか、ただの四角い物体)であるとか、とかく本として完品でない場合がほとんどであるように見受けられます。
ところがIKEAの場合は、すべてこれ完全なる本。ページをめくるとぎっしり異国語(スウェーデン語なのでしょう、おそらく)、巻末にはしっかりとISBNコードもついていて、もうこれは完全に、非の打ちどころのない本。なんでこれだけの本が、こんなにも大量に、はるか海を越えた日本の地に流れ込んできているのか。
店員さんに訊いてみるだけの気力が湧かなかったので、ここでは無責任な思いつきだけを書いてしまいますが(ゴメンナサイ)、えーと、やはりオトナの事情的なものがからんでいるのではないかな、と。新規にIKEAを開店する場合、現地法人は本国のIKEAが指定する什器なりなんなり一式を購入しなくてはいけない決まりになっていて、この大量の本もそういった一式の中に組み込まれているのではないか、そんな気がします。
多国籍展開している店舗って、必ずどこかで本国(の創業者一族)がうまい汁を吸える構造になっている、と何かの記事で読んで以来、常にその「どこか」がどこか、と勘繰ってしまうクセが身についてしまって、なんというか、自分の器の小ささを実感します。

えーと、ここまで書いて力尽きました。今日はこれで失礼します。
明日からお天気下り坂、何かものすごく寒い日も待ち受けているようですので、みなさまくれぐれもお身体ご自愛くださいませ。せめて花粉の動きが鈍ってくれればいいのですが。
それでは、明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。