rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★「普通によくなる」ことを残念に思う気持ち

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもご来店ありがとうございます。

冬ですね。寒いですね。
お電話なさるお客さまへのお願いです。昔書いた気がするのですが、改めて。
当店は店内でのお電話をご遠慮頂いている都合上、お客さまの携帯電話に着信があったとき(または、お客さまから発信なさるとき)は、ご面倒でもいちどお店の外に出てからお話して頂くようお願いしております(めんどくさいお店ですいません)。
その上で、もうひとつお願いを重ねさせて下さい。店の外においでになる際は、ご面倒でも上着をお召しになってから(または、せめて上着をお持ちになってから)ドアを開けて頂きたいのです。上着を店内に置いたまま、寒そうなご様子でお電話なさっている姿を見ると、上着をつかんで持っていってあげたいような気持ちに駆られるのですが、なんだかそれをするのもやりすぎなような気がして(そもそも、店員がお客さまの持ちものに勝手に手を触れるのはいかがなものかと)、なんとなく気もそぞろになってしまうのです。
お客さまの健康はもとより、私たち店員の精神衛生向上のためにも、この季節「お電話の際には上着を忘れずに」ぜひともよろしくお願い申し上げます。

年末年始の営業に向けていろいろと買い溜めております。今日は新大久保のハラルフード店。インドとかトルコとか、そのへんの国の人たちがいっぱい集うお店で買いものしました。
ハラルフード店、いくつかあるのですが、私が普段利用する店は、店頭の商品に値札がいっさい付いておらず、何か買おうとするときにはいちいち店員さん(インド人)に「これいくら?」と訊く(か、度胸イッパツで何も訊かずにレジに持ちこむ)しかなく、なんだかその日本離れした感覚に毎回ドキドキしていたのですが、今日お店に行ったら棚に値札が付いていました。「値札付けるようになったんですね」と店員さんに言ったら「そうなの。明日とあさってで全部の棚に付けるの。忙しいだから大変ね」とのお返事。
お店で商品を見ていて値段が分からない、というのは普通に考えるとあんまりよくないことでしょうから、値札が付くようになるのはとても悦ばしいことなのでしょうが、普段からそのお店に行き慣れている身としては、なんだか特別感が薄れたようでちょっと残念な気もするのです。「みんなに優しいお店」よりも「自分だけに優しいお店」であってほしいのか、あるいは「優しくないお店」を使いこなせてる自分に酔いたいのか。なんだか素直に喜べない心理状態でお店を後にしました。

と、本日もあんまり締まらないまま失礼致します。
明日から今年最後の週末ですね。まだ年賀状の準備ができていない方(私です)、中野の外れにあるロンパーチッチという喫茶店で年賀状と格闘する、というのもオツなものですよ。何もしないまま新年を迎えて、届いてしまった年賀状に対して慌てて返事を書く、というのもオツさではひけを取りませんが。どっちにしても中野の外れにあるロンパーチッチという喫茶店はよいらしいです。店員がそう言ってます。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。