rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★年末の風物詩と、それにまつわる勘ちがい

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもご来店ありがとうございます。

今日の今日まで大きな勘ちがいをしていたことを、懺悔とともに告白します。
新宿や渋谷といった巨大な駅の前、ちょうど人通りのいちばん多い交差点のあたりに、年末になると黄色いのぼりを手に、のっぺりした男の人の声をスピーカーで大音量で流しながら立っている人たちっていますよね。「神の子イエズス・キリストは言われました」ではじまる、ちょっとトラウマになりそうな話を断定口調で延々としゃべってるアレです。ワタクシ愚かにも、ほんのついさっきまで、あの人たちのことを救世軍の人たちだと思っていました。
ほら、救世軍の社会鍋っていうのが年末の風物詩にあるっていうから。なんか、あの人たちを見ながら、鍋はないけどキリスト教っぽいこと言ってるし、きっとどこか近くに鍋が置いてあるんだろうな、なんて。
でもあんな爆音で「聖書のことばをおしらせします」なんて言ってて、なんか怖いな救世軍って。よくアレでノーベル平和賞候補なんかになれるよな。神保町の大きなビルとか、その前でミーティングっぽいことしている人たちとか、やっぱりちょっと離れて歩いちゃうよな、なんて思っていました。我ながらひどい。
救世軍のことはいまだによく分かりませんし、正直な話あまり分かろうとも思いませんが、少なくとも今まで完全にまちがった認識を抱き、まちがった偏見を持ち続けていたことを大いに反省する次第です。ごめんなさい。誰に謝っているのか自分でも分かりませんが。
それじゃあスピーカー大音量の人たちはいったい誰なのか、という話ですが、アレは古いおうちの外壁に「死後さばきにあう」とかそういう怖い警句の看板が打ちつけてあるのをときどき見かけますけど、あの看板の団体といっしょとのことです。

と、お店のこととまったく関係ない上に危険球にもほどがある宗教の話を書いてしまったところで今日はおしまいにします。

明日で仕事納めの方も多いかと存じます。1年間お疲れさまでした。会社持ちの納会が終わって、自腹の2次会を断った後は、当店にお茶にいらして頂けるとうれしいです。みなさまのご来店をお待ちしております。

今日いちばんくやしかったこと。