rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★黄色い本にうってつけの日

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
ずっと雨の1日、諦めムードに支配された店員が完全に油断したタイミングでご来店下さるお客さまに感謝致します。ありがとうございます。ありがたすぎます。
みなさまによいことがありますように。

平日の昼間、季節は梅雨、店内ぽつねん、となると「この誰もいない時間を活用して何かやらなきゃ」という妙な強迫観念に駆られることが多くなってきます。おもむろに冷蔵庫の掃除を始めたり、包丁を研いでみたり…。
今日はトイレの洗面台磨きにまで手を出してしまいました。表面が少しクリーム色がかっているのは陶器の地の色かと思っていたのですが、クレンザーを付けたたわしでこすると汚れがボロボロ。クリーム色は陶器に沈着した汚れの層でした。しつこくこすり続けること10分超、前のテナントさん時代から蓄積された垢が落ちて、数年ぶりにオフホワイトを取り戻した洗面台が姿を現しました。
(この色、おそらく期間限定です。お早目にご覧になって下さいね)

それでも時間が余る今日このごろ。現実逃避に『チボー家の人々』を読み始めました。ずいぶん前に古本で買った5巻本。例の「黄色い本」です。
昨日読み始めて、今日になって昔挫折した部分を追い抜きました。現在第1巻の102ページ、「灰色のノート」の章を読み終わったところ。時代がかった翻訳にも慣れて、逆に楽しめるようになってきました。

明日以降もこの本と格闘予定です。
あまり捗らないよう、お客さまのご来店を切にお待ち申し上げる次第です。