rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★ガリガリ君が溶けて棒から滑り落ちる、そんな季節

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
本日も陽が落ちてからのご来店、まことにありがとうございました。夜担当の奥さまに代わってお礼を申し上げます。
昼担当の私はといえば、エアコンの効いたぽつねん店内の中、読みかけの『チボー家』を手に取った30秒後には夢うつつの狭間に迷い込み、手から滑り落ちた本が厨房の床に激突する音でハッと我に返って、落下による損傷の目立つ本を拾い上げては読んでいたページを苦労して見つけだし、読書を再開した30秒後にはまた夢の世界に旅立っていく、という店番にあるまじき優雅な時間をすごしておりました。
稀にお見えになったお客さまがお帰りになるとき、入口のドアまでお見送りして、扉が開いた瞬間に店内に流れ込む外の熱気にウワッ!となるその刹那だけ意識が完全に覚醒して、後はまたうっすらと靄のかかった時間が流れて…。すべて暑さのせいです。いや、むしろ私のせいです。

…また変な文章になってきていますが、何はともあれ本日ご来店下さったお客さまに感謝致します。
みなさまにすばらしい週末が訪れますように。具体的には、暑すぎない週末でありますように。
(明日の予想最高気温37度ってあんまりですよね)

そういえば、当店のエアコンの風に当たると運気が上昇するらしいですよ。
今適当に言っただけなので、根拠はありませんけど。

ぽつねん店内では睡魔に負けないように若干ハードなレコードをかけているのですが、大抵の場合まったく太刀打ちできません。写真は数少ない例外、チャールズ・トリヴァーの『ライブ・イン・トーキョー』。最近の入荷です。
このアルバムでドラムを叩いているクリフォード・バルバロという人、恥ずかしながら初めて知りました。ジャズの世界はクリフォード3兄弟(3人目は「ジャーヴィス」)だと思っていたのですが、そうか4人目がいたのか。