rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★「れきひこ」じゃなかった

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
昨日と同じく夏の陽射し。午後ちょっと不穏な空模様になりましたが、なんとか持ちこたえて好天キープの1日。なのになぜでしょう、お店の中は昨日と打って変わって絶海の孤島。ヤシの木にロープ張ってトランクス干しているような1日になってしまいました。
無人島の1枚」ならぬ「無人ジャズ喫茶の1枚」をエンドレスリピートしているうちに日も暮れて、これはやばい、今日はビールどころかごはんも抜きだ、断食道場だ、と観念していたところ、夜も更けてからおいで下さったお客さまのおかげで、なんとかごはんは食べてもいいかな(ただし肉は抜きで)くらいのところまで持ち直すことができました。ご来店下さったみなさま、ありがとうございました。
みなさまにすばらしいことがありますように。

さて、今日はこんな1日でしたが、ネット上で偶然遭遇したノンフィクション記事をずーっと読んでいたのでムダに充実した気分です。やっぱり卑近な現実から目を逸らすためには何か壮絶な世界を目にするのがいちばんですね。
そんな壮絶な記事を無責任に紹介します。最近ドワンゴ経営統合して話題になっているカドカワグループの創業一族、角川家の(ありがちな表現を使えば)「血塗られた歴史」について。著者はツイッターのタイムライン上でよくリツイートされていることで名前だけは存じ上げていた岩上安身さん。不勉強でどのようなお仕事をなさっているのか全然知らなかったのですが、こんなすごい文章を書いていたのですね。

【注:どのページもメチャクチャ長いです!】

角川家の一族 前編(1993.11)

角川家の一族 後編 その1(1993.11)

角川家の一族 後編 その2(1993.11)

角川春樹・実母の手記

…ひとり興奮していますが、ひょっとしてこれって世のオトナの人にとっては常識の世界なのでしょうか? 「社会人なら知っていて当然」みたいな。だとしたら「社会」って、私がかつてその末端に在籍して、なんとなく体験した気になっていたものに比べてずっと奥深くて、それでいてえげつないものなんだなあ、と思った次第であります。

と、今日は重い話題を投げっぱなしで失礼します。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。