rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコードとご質問へのフォロー

昨日もご来店ありがとうございました。早い時間帯はどうなることかと思いましたが、終わってみればなんとかまとまってくれました。ここしばらくお目にかかれなかったお客さまにもご来店頂けて、ああ、まだこの店は忘れ去られたわけじゃなかったんだ、と胸をなでおろす瞬間もあり、お客さまの温かさに助けられた1日でした。本当にありがとうございました。
おいでくださったお客さまにすばらしいことがありますように。

今週の新入荷レコード失礼致します。横着して席に座ったまま撮影したので妙な角度の写真になっていますがご容赦ください。

上左:月曜日の拙ブログで少し触れました。1987年、当時の東ドイツからリリースされた作品。タイトなリズムとブラジリアンフュージョン感。
上中:ホレス・パーラン未発表作品。発売を前提としてジャケットデザインまで作られた上でのお蔵入りだったらしく、道理でほかの有象無象と比べてジャケのオーラがちがいまくる。中身もがっつり当時のブルーノートです。
上右:妻案件。いかにもヨーロピアンなピアノトリオ。そんなにお高くなかったけど、オリジナルでも澤野再発でもないバージョンがあるのだろうか(ちなみに重量盤)。
下左:昨日の妻のブログで触れております。当時のスティーブ・キューンの迷走ぶり(いや、ちゃんと狙ってたのか)が伝わるストレンジ珍盤。アナログ再発したのもすごいけどごせんえんオーバーの値をつけた強気ぶりもすごい。新品で何枚売れたのだろうか。
下右:ピアニストのリーダー作が続いたところでいきなりキワモノを。アフロビートの雄フェラ・クティロイ・エアーズの共演盤。いなたさブリブリのB面「Africa - Center Of The World」が強烈。またタイトルからしてイイではないか。

えーとそれから、お帰りの際に「さっきかかってた曲はなんですか?」とご質問された若いお客さまにフォローします。あのときはご質問を「さっきまでかかっていた(=1枚前の)レコードの曲はなんですか?」という意味だと思いまして、さっきまでかけていたパット・マルティーノの『Exit』B面の3曲をご案内しました(その上で、ご質問に対しては「さっきまでかかっていた」ということなので、最後の「I Remember Clifford」ではないか、とお答えしました)。

でも、ひょっとしたら本当に「たったさっきまでかかってた曲」をお知りになりたかったのかもしれませんね。そのときかけていたアルバムはスタンリー・タレンタインの『Sugar』B面で、お帰りになったのは2曲目の演奏中でしたから、たったさっきまでかかっていたのは1曲目の「Sister Sanctified」という曲です。

お店のレジ脇に現在かかっているレコードのジャケットが置いてありますので、ご興味おありでしたらリアルタイムで確認なさってみてください。「あー、キミ、こういうの好きなの?」とか絶対話しかけませんので。

夜中に意識朦朧で書くよりはいいかな、と朝ブログを試してみましたが、意識はハッキリしているものの時間がかかることには変わりがないかも…。もうしばらく試してみます。時短につながるとよいのだけど。

旧約聖書レベルの雨も昨日までと信じて、今日もこれからがんばります。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。