rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

にんにくマン

70年目の本日、ご来店まことにありがとうございました。いつになく前倒しのご来客で、宵闇に包まれてからの閑散とした店内ではすっかり虚脱状態になっておりました。ほかの飲食店さんがお盆休みだからでしょうか、お食事のご注文もたくさん頂きまして、これから帰って明日に向けたお料理が待っております。ビールを開けてのキッチンドランカー作業は必至。せめてお料理にこぼさないように細心の注意を払う所存であります。

お料理の話題ついでに。
この夏のにんにくの高騰ぶりには目を見張るものがありまして、ヘタしたら去年の冬の倍以上の価格設定。当店でお出ししているペンネアラビアータのソースに使っているにんにくも、これまでどおりの青森産ではとてもじゃないけど採算が取れない。なのでここ数ヶ月はサイズもぐっと小ぶりながら、お値段もぐっと財布に優しい香川産のにんにくを使用しておりました(今のところ中国産までは手を出していません)。
そんな折、久しぶりに顔を出した青果かとうで見かけたのです。青森産にんにくのネット販売(ここでいう「ネット」はインターネットとかのアレじゃなくて、洗濯物ネットとかのアレの方です)。値札が付いてなかったから、本当はバラ売りをするつもりだったのかもしれません。でも今の時点ではネット入り。だから「これネットでいくら?」と訊いてみたのです。そしたら案外手が出せる金額が返ってきました。「今回は例外的に安く買えました」と加藤さん。「普段だったら仕入の段階でコレ以上しますから」。こういう“今だけお買い得”みたいなこと言われると弱いので即決。そんなこんなで当店少し前から高級青森産にんにくでアラビアータ作っております。よろしければぜひ。


なぜかマッキーを添えて。でかいです。

これから帰宅して怒涛の残作業がんばります。ビールがあるのでどこまでも行ける気がします。
明日もみなさまのご来店を心の底からお待ちしております。