rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

9月28日

(9月の思い出・ひとり言)

9月28日はマイルスの命日でしたね。お店でも多めにかけました。
個人的には今年の初夏に買って、すっかり特別に気に入っているレオ・キュイパースとウィレム・ブロイカーのデュオ、「Live In Shaffy」の録音日(しかもちょうど40年前)でもあったので、真っ先に両面かけました。

こうゆう日付は普段覚えられませんが、これに限っては、タイトルとクレジットと日付しか書かれていない仮ジャケットのものを間違って買ってしまい、ショックでよくよく眺めていたので覚えていました。仮ジャケと気づかず簡素でよいとさえ思っていたのですけど、すっかり気に入った後で、いつか買いたいと思っていた特別仕立ての美しいジャケットのものと同じ中身であることを発見(写真)。でもこんなに好きなんだから思い切って特別仕立てのほうも買っていいかな..と探した時に見かけたものは今まで2回見逃したものより2千円ほど高く、うわー最悪と保留にしていたところ、、お客さまからいただいいてしまいました。ジャケットだけ。しかもカラーコピー。

お持ちの方から借りてコピーしてくださったそうです。変な形なのでちょっとお手数だったのではと思います(感謝)。それでこの複製ジャケは、本当にひとつしかないものだし、手作りというのもそれっぽいので、もう本物のはいいや要らない。と今は思っている次第です。この結論にマスターは安心していました。

演奏はとても親密なデュオです。2人で戯れてるようなA面、いよいよこっちに向かってくるB面(Bのほうが比較的かけやすい)。なぜこのレコードにこんなに心を掴まれるのか謎、だけど大好き。


※このジャケットのアートワークを手掛けたアーティストの方(Ger van Elkさん)は、今年の8月に逝去されたようです。このジャケットは演奏の内容をよく表しているなあと感心していました。でもこれはこの方の作風のようです。どちらにせよとても素敵。ご冥福をお祈りします。

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レオ・キュイパースという人のピアノが、なぜかすごくツボで好きです。wikipediaで見ると作品が少ないけど(▲未所有)、他にもまだあるのでしょうか。もしも知っていたら教えてください。

▲BIM (1972)
○Live in Shaffy (1974)
○Willem Breuker & Leo Cuypers Live in Shaffy (1975, duoplaat met Willem Breuker)
○Zeeland Suite (1977)
○Jan Rap en z'n Maat (1977)
○In Amsterdam (1980)
○Heavy Days Are Here Again (1981)
○Corners (1981)
▲Leo Cuypers' Brull Band (1985)
○St.Juttemis Live, gastsolist Leo Cuypers (1988)
▲Songbook (1995)