rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★レッドリボン軍を追え!

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
もうどんな天気でも雨に見えますね。いつだって5分後には土砂降り。ずっと雨のターン。そんな毎日だからこそ、雨が降らない、ただそれだけの1日が輝いて見えます。『シャイニング』ですね。ジャック・ニコルソンですね。ちがいますね。
そんな本日ご来店下さったお客さまに心からの感謝を捧げます。ありがとうございます。
みなさまによいことがありますように。
実家からビックリマンシールが大量に発掘されますように。

ここ最近、ユニオンで「れっきとした海外盤なのに、プライスタグ上の扱いが国内盤になっている中古レコード」を見かける機会がありました。それも複数回。
'70年代作品とはいえ立派なオリジナル盤なのに、値段も国内盤価格がついていてものすごく割安、お得。何か落とし穴があるのかな、と思ってジャケットを再度眺めてみても、やっぱりどう見ても海外盤。検盤させてもらうとレコード本体もやっぱりホンモノ。何がどうしたら国内盤になるんだろう、と疑問に思いつつもひとまず購入。
自宅に帰ってレコードを再度取り出して、やっと事情が掴めました。海外盤なのに日本語のライナーノーツが入っている。おそらく前の所有者は、最初国内盤だけを持っていて、それを海外盤にアップグレードする際に、国内盤からライナーノーツだけを引き抜いて海外盤のジャケットに挿し入れたのでしょう。その気持ち、分からなくはないです(国内盤を手放す際に「ライナー欠」状態で処分したのか、という疑問は残りますが)。
ただ、買い取られたレコードが回り回って売場に出た際に、国内盤の価格が付いてしまっている。それはつまり、買取査定の時点でまちがって国内盤として認識され、国内盤の相場で買い取られてしまっている、ということになります。手放すときすごく損ですよね。
「海外盤に国内盤のライナーノーツ付き」というレコードをお持ちの方は、もし手放すようなときはライナーを抜いてからの方が変なまちがいの可能性がなくていいと思いました。あ、でも直輸入盤に日本語ライナー付き、という昔のブルーノートやインパルスみたいなやつとか、DIWが取り扱ったブラックセイント盤みたいなやつはまた話が変わりますね。
…うん、マニアックな上に話がグダグダになってきた。潮時です。

明日も『シャイニング』な1日であることを祈ります。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。