rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★しばらくはすべて雨のせい

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
雨ですね。しょぼい雨でも、雨は雨。私たちをキッチリやっつけてくれます。
傘をさすほどでなくても、自転車に乗れる程度でも、やっぱり雨は雨。

思うのです。雨っていうのは、現実に空から落ちてくる水滴のことを指すんじゃなくて、むしろ天気予報で「明日は雨でしょう」と宣言されたときに心に醸成されるネガティブな感覚のことを指すんじゃないかって。
事前に雨の予報があって、当日なんとなく空がどんよりしていたら、それは雨なのです。なぜなら雨の気分になるから。実際に水滴が落ちたか落ちなかったかは結構どうでもいい話で。
極論すると、天気とは天気予報なのです。実際の天気なんてただの答え合わせなんです。
だから、天気予報の人は雨の予報をしてはいけないのです。常に「明日は晴れでしょう」と言ってもらわないと困るのです。私が。

…気がついたら変な自論を開陳していました。梅雨がイヤすぎて。
「でも、カラ梅雨だと水不足で大変になるから、雨が降ってよかった」とおっしゃったお客さまがいらっしゃいました。
そのとき、自分にはその感覚すら欠落していたことに気づきました。何この社会性の欠落ぶり。利己的な零細商店主まる出し。

ええと、着地点がまったく見えなくなりました。ここでスパッと切ります。

本日お足もとの悪い中ご来店下さった少数精鋭のお客さま、本当にありがとうございました。
みなさまのもとに遠縁の大富豪から遺産が届きますように。
明日も似たような空模様になりそうですが、めげずにお店開けてます。ご来店お待ちしております。

写真は最近の定番入荷。数百円をケチッて見送り続けること数年、やっと折り合いのつく価格でみつけました。