rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★ヒザがふたつある男

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもありがとうございます。

急に冷え込んできましたね。
冬仕様のセーターを家のどこにしまったか思い出せず、捜すのも億劫で、相変わらずの横縞Tシャツで毎日をすごしておりますが、さすがに夜などツラくなってきました。
そろそろ冬服を引っぱり出さないといけないのですが、そういえば冬物の上着を持っていなかった。去年ボロボロになって捨ててしまったんだなあ、というところから無理やり古着の話に持っていきます。

この前高円寺の古着屋さんでジーンズを買いました。リーバイスのやつ。税込735円。
古着なので裾上げは買ったお店とは別でやります。中野ブロードウェイ地下のお直し屋さんに持っていきました。630円。
いや、値段の話をしたいわけじゃなくて。

自分としては5センチくらい詰めればいいかな、と思っていたのですが、お直し屋さんのオバちゃんに結構強くたしなめられて、結局10センチくらい裾上げをしました。なんとなく自尊心が傷つけられた気がしましたが、1週間後に受け取った仕上がりは自分の脚の長さにピッタリになっていました。やっぱり自尊心が傷つけられた気がしました。
これを前にはいていた人は、私と同じウエストで、私より10センチ長い脚の持ち主だったのですね。悪い意味で感慨深いものがありました。

さて、このジーンズですが、前の人(脚長氏)がはいていたときにヒザが当たってスレている場所が、裾上げをした後の私のヒザが当たる位置よりずっと下の方にあります。今、私がこのジーンズをはくと、傍からは「ヒザから下がすごく短い人」みたいに見えます。
このまま私がこのジーンズをはき続けると、今度は私のヒザが当たった場所にスレが生じます。前の人(脚長氏)のヒザが当たってできたスレと、私のヒザが当たってできたスレで、ジーンズには片脚につきふたつのスレがつくことになります。そうなった後に私がこのジーンズをはくと、傍からは「ヒザがふたつある人」みたいに見えることになるんだろうなあ、そんなことを考えました。

今ここまで書き上げて、結局私は何が書きたかったのか分かりません。
みなさまのご来店を心からお待ち申し上げております。