こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもありがとうございます。
定休日に新宿の街を歩くたびにロボットレストランの宣伝カーに注意を奪われ、気がつけばあの歌を無意識のうちに口ずさむようになり、ああ、ちょっと前までは中野ブロードウェイ1階目抜き通りの黒猫メイド魔法カフェこそが自分にとっての「気になる店ナンバーワン」だったのに(外からお客さんの顔が丸見えだったころは特にアツかった…曇りガラスで見えなくなってからは急速に興味が薄れました)、月日が経つのは早いものだのあ、などと思っているうちに前回の更新から3週間がすぎてしまいました。
ええと、お店の方は相変わらず低空飛行といいますか、むしろ懸念していた8月より低い位置を飛んでおります。ちょっと高い木があったら今にも接触しそうな勢い、地味にスリル満点の日々を送っています!
そんなこんなで本日はリハビリを兼ねて失敗レコードのご紹介です。
今日の負け戦
JEROME RICHARDSON 『GOING TO THE MOVIES』
UNITED ARTIST UAJ14006 (1962 USA [REISSUE])
JEROME RICHARDSON: brs, ts, fl
LES SPAAN: g, fl
RICHARD WYANDS: p
HENRY GRIMES: b
GRADY TATE: ds
2012/09/18 ディスクユニオン横浜関内店にて購入
◎失敗の理由
検盤せずに買ったら、ちょっとシャレにならないくらい反っていた。
何も横浜くんだりまで出向いて失敗レコードを買うこともないだろうに、と自分でも思うのですが、この日は先だって復活を遂げたジャズ喫茶ちぐささんにお邪魔したついでに買いものに寄った、という経緯があったのです(ジャズ喫茶では、すぐご近所のダウンビートさんにもお邪魔しましたが、このへんはまた別の話になります)。
ディスクユニオン横浜関内店は、こんな建物の中にディスクユニオンが入っていていいの? というくらいオシャレなビルの2階にありました。1階のテナントはスターバックス、そのすぐ横に売場直通のエスカレーターがあります。オシャレすぎる。これじゃあまるでタワーレコードじゃないか。ファミマの横のむき出しになった狭い外階段をえっちらおっちら上る中野店や、ルノアールの横から雑居ビルに入って薄暗い階段をこれまたえっちらおっちら上る高田馬場店とはえらい違いです。池袋店のように、エレベーターで目的の4階に上がる途中で3階のたかの友梨で扉が開き、1フロア違うだけですごい異世界だ、と度肝を抜かれることもありませんし、新宿のソウル・ブルース館のように階段を下りる途中からすでに異臭が漂ってくることもありません。新宿ジャズ館のレコードフロアのように、1階でエレベーターの扉が開いたら上の方の階の飲食店で働いてらっしゃる身なりの派手なお姐さんが出てきてのけぞることもありません。
…ええと、自分でも何がしたいのかよく分からないうちに、いつの間にかディスクユニオン各店の入口模様を書いていました。疲れているのかもしれません。
次の投稿では、今月初旬に伺った生ける伝説的ジャズ喫茶、一関ベイシーさんについて書こうと思います。きっと書きます。たぶん。
それでは、皆様のご来店を心よりお待ちしております。