rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコード

本日もご来店ありがとうございました。今週に入ってまた一段ガクンと寒さのギアチェンジがあって、もう外干し洗濯物も半日じゃ乾いてくれない時期になりました。もちろんお店の方も一段ガクンと来ておりますが、なあにもうちょっとの辛抱でお客さまも寒さ慣れしてまたお店に戻ってきてくれるさ! とカラ元気発動しようとした矢先に食器を割りました。本日もありがとうございました。
ご来店くださったみなさまに夢のようなよいことがありますように。

気を取り直して新入荷レコード紹介まいります!

上左:先週に引き続きの戴きもの。まず自分から手を出そうとは思わないイリアーヌさまですが、聴いてみたら思いのほかよかった。この“おすまし顔”の時期は買いなのかもしれん(それにしてもお美しい)。
上中:A面に1945年当時のレパートリー、B面に1963年当時の最新レパートリーを配したスプリット盤風のアルバム。ただしいずれの面も演奏自体は1963年なので、A面にチャーリー・パーカーとの共演を期待すると見事に肩すかしを食います。録音レベルが恐ろしく低いので思い切ってボリューム上げないと全然音が出ないのと、全曲通じてバンドメンバーの誰かがずっと後ろでウワンウワン唸っているのが気になってしょうがないのが特徴(というか難点)。
上右:説明不要の大イージーリスニング盤。むしろドン・セベスキーのアルバムですね。
下左:懲りもせず買ってしまう'70年代バディ・デフランコ。このアルバムも例によって新機軸に手を出して迷走してます。だが、そこがいい。
下中左:先日の拙ブログにてご紹介しました。A面のラスト2曲「我が心のジョージア」「世界は日の出を待っている」くらいなら退屈しないで聴き通せるかも。
下中右:バークリーから帰国したナベサダがビッグバンドを従えて吹き込んだ異様にカッコよいアルバム。A面1曲目「家路」がまるっきり閉店のテーマなので、あえて2曲目「My Favorite Things」からかけているのですがこれがまたよい。
下右:モンゴ・サンタマリア'67年ライブ盤。10分以上にわたる「Afro Blue」でのヒューバート・ロウズのピッコロソロがいい感じ。

そして明日は冷たい雨の予報。あー。
それでもお待ちしてます!