rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

ごちゃごちゃした日記

昨日もご来店ありがとうございました。朝方の地震怖かったですね。長い長い揺れに直後からの猛烈な津波警報スマホの画面に現れる「福島県」の文字に5年前を思い出さずにはいられない時間でした。被害はそれほどでもなかったようですが、現在でも怖い思いをされている方が多くいらっしゃるかと存じます。相手が大自然だから仕方のないこととはいえ、早く安心できる状態になってほしいですよね。そして、こんな日でもいつもと変わらずご来店くださったお客さまに心から感謝致します。ありがとうございます。
お運びくださったみなさまによいことがありますように。地面が揺れませんように。

手のひらを返すようにノーテンキな話題を失礼します。新入荷レコードから1枚ご紹介します。

ジャケ一発のインパクト。見た瞬間に買わずにはいられなくなってしまった1枚。レコードの世界ってときどきこういうとんでもない物件に出くわすから侮れません。で、これだけ見ても誰のなんというアルバムなのかサッパリ分からないところもすごい。目に見える範囲の文字を打ち込んで検索をかけてみると…本当にそのまんまのタイトル
ラインハルトという綴りを見ると即座に「ジャンゴ」の名前が思い浮かびますがさにあらず。ここでのラインハルトはビル・ラインハルトというシカゴのデキシー系クラリネット奏者兼《Jazz, Ltd.》というナイトクラブならびにレコードレーベルのオーナーだったという方。英語版Wikipediaずいぶんと詳細な記述があります。今回のレコードもいやにざっくりした作りですから、あるいはお店の物販コーナーでの販売がメインだったものかもしれません。
内容はまるっきりのデキシーランド・ジャズ。まあ、これ聴くならボビー・ハケット聴くよなあ、という。ジャケを眺めてニヤニヤしつつ、ターンテーブルにはあまり乗ることのないレコードになりそう。お店の予算でそんなもの買うなよ、というお叱りの声が聞こえてきそうですが、えーと、ものすごく安かったので許してください…。

ところで、最近の定休日は毎週のようにお酒にからんだ失態を繰り返しているのですが、今回は珍しく大ポカをやらかすこともなく無事終了、かと思いきや、朝起きてみればまさかの自転車紛失。アレー、これは盗難なの? それとも酔った自分が得体の知れない場所(虚数空間とか)に自転車でこぎ出して、そのままチャリだけ置いて歩いて帰ってきたとかそういうオチ? もういっそのことオレ自身を置いてって自転車だけでも帰ってきてよ。およそ5ヶ月前に5980円で買ったリニューアル車。おそらくご近所に転がっているものと思われます。万が一お見かけした方いらっしゃいましたら教えてくださいませ。ヨロシクオネガイシマス。

明けて本日、一気に寒くなって、しかも明日はこのまま雪ですか!?
寒さと売上の予感にガクブル震えながら、それでもお店だけは暖めてお待ちしております。