rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

昔のシール

昨日もご来店ありがとうございました。昼間は暖房いらずの陽気、日が落ちてからは風ビュンビュンの火曜日でした。
おいでくださったみなさまにすばらしいことがありますように。

何が理由かよく分かりませんが、最近中古レコ屋さんではいわゆる「和ジャズ」のコーナーがやけに充実している気がします。オールジャンルのお店の棚割りを見ても、これまでは「JAZZ」のコーナーの一角に置かれていた和ジャズのレコードが、今では「JAZZ」とは別個に「JAPANESE JAZZ」というコーナーが設けられている景色もチラホラと。しかも在庫数は「JAZZ」コーナーの半分くらいと予想外の健闘ぶり。数年前からの和ジャズブームが一段落して市場が飽和してきたせいか、それとも外国人顧客の増加(これも本当に感じます)に合わせた傾向なのか。ジャズのレコード全体の相場が上昇傾向にある中で、これまで加熱気味だった価格が抑えられてきた和ジャズの世界はなかなかに魅力的ではあります。

で、えーと、写真は先日買った和ジャズのレコード。前オーナーの方がジャケットのオモテ面に購入年月のシールを貼っていたのですが、個人的にこういうのが気になるタイプなのではがすことに。「'74 May」だからもう貼られてから40年以上、こうなるとこのシール自体に歴史の重みを感じてしまいますね。ちょっとバチ当たりだなと思いつつシールはがしでペリッとやらせて頂きました(キレイにはがれました)。こんなシールが貼られている以上、レコード盤の方も製造から40年以上経っているわけですよね。たいしたもんだなあ。この店でもうひと働き、がんばってもらいます。

明けて今朝はグッと冷え込む冬の空。みなさま暖かくしてお出かけなさってくださいね。先週フィルタ掃除を済ませたばかりの老体エアコン(まもなく齢20年)をフル稼働させてお待ちしております。

先ほどツイッターを眺めていたらモーズ・アリソンさんの訃報が。ご冥福をお祈りします。このところ音楽業界お亡くなりになる方が多いですね…。