rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

禁酒してるはずじゃ日記

昨日もご来店ありがとうございました。朝方の強烈な冷え込みに実感する冬到来。慌ててひざ掛けを引っぱり出して開店を迎えました。午後からは冷たい雨も降り出して鉄壁の涙目パターン。こんな日においでくださったお客さまには感謝の言葉もありません。
ご来店くださったみなさまにすばらしいことがありますように。

定休日は長年の懸案事項となっていた恵比寿の《BAR MARTHA》に初訪問。全国のミュージックバーでも最高峰として知られる人気店。よい評判も悪い評判もたくさん。去年の北海道旅行でも、今年の大阪旅行でも、伺った先の店主は「東京で行くべき店」としてここの名前を挙げていました。

えーと、すごかったです。上の写真にあるとおり店内撮影禁止なのでご想像頂くしかないのですが、もうお店の作り込みというか、空間演出がたまらない感じ。目を見張るほどの内装もさることながら、そこで動くバーテンのおふたりとレコード係のお兄さんがもう完全に店と調和していて芸術品の域。同じレコードを扱う人間として「たかだかレコード1枚かけるのにここまでスカすことができるのか!」と、まったくの皮肉なしに感動しました。店が演出し、客にもそれを求めるお店。究極にストイック。
当店にもごく稀に降臨する「オーディオマニアのお父さん集団」みたいなお客さま、このお店にも現れるのでしょうか。そんな場合にどれほどの塩対応がぶちかまされるのか、想像するだけでクラクラきます。その現場をこの目で見るためだけに通いたい。

悪い評判のひとつに「会計が信じられないくらい高い」というものがありましたが、幸い私たちにはそんなことは起こらず(会計時はビビったけど)、予算内に収まったのでつい調子に乗って宇田川町の人気店にも足を伸ばしてきました。あれだけの緊張体験(謹聴体験)をしてきた後だとホッとします。うっかり閉店時刻まで居座ってしまって猛省。

使ったからには稼がないと。今週もがんばります。
お天気回復、暖かくなる予報。実際すでに暖かいですね。昨日のセーターをカットソーに戻して、今日もみなさまのご来店をお待ちしております。

1軒目。