rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコード

昨日もご来店ありがとうございました。思いがけず斯界の大先輩にも足をお運び頂きまして、妙な汗の吹き出る1日でありました。急な冷え込みに冬の気配まで感じられる中、駅遠物件の当店までおいでくださったお客さまに感謝致します。
ご来店くださったみなさまにとてもよいことがありますように。

今週の新入荷レコード失礼します。

上左:買っては手放してを繰り返してきたアルバム。「背文字なしLCなし」というラスボス的な1枚があまりといえばあんまりなお値段で転がっていたのでつい何度目かの保護に至りました。店頭では汚れの目立った盤質も掃除したら見ちがえるほどよくなってめでたしめでたし、なのですが、やはり店使いには若干フリーにすぎるか…。
上右:ちょっと生意気なお値段する国内企画盤。B面をフルに使った「I Thought It Was You」のセルフカバーにおける長尺ボコーダーソロはハービー稀代の名演だと思うのですが、でもこれかけると帰り支度を始めてしまうお客さま頻出で反省中。やはり店使いには若干ポップにすぎるか…。

コレ聴くと昔の液キャベのCMを思い出すのです。

下左:先日の拙ブログにてご紹介しました。どちらかと言えばB面のほうが店使いに向いているような気も。
と思ったらなぜかその日のブログが消えてる…。今サルベージする時間がないので、当該の場所だけ下書きメモ帳からコピペします。

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A面4曲目、パーカッション乱れまくりの「Felicidade」が一部フロア界隈で知られたせいで若干高貴なお値段する盤ですが、たまたま某ユニオン高田馬場店で相場よりずいぶん庶民感覚の値札で出まして、それでも即座に手が出せるほどではなかったので数ヶ月寝かせてイイ感じに割引がついてきたころに収穫することができました。A面1曲目がアーマッド・ジャマル「Manhattan Reflections」のカバーだったりと妙にグッとくるところがあります。まあいちばんすばらしいのはジャケットですが。
そう、このレコードを買った日の夜に飲みすぎて醜態を晒しまして、そのときこいつが入ったカバンをずいぶんと粗雑に扱ったせいか翌日取り出してみるとジャケットの四隅が潰れていたり端が折れ曲がっていたりとなかなかに悲しい思いをしました。すごくお買い得価格で買ったのに、翌日には獲物が「相場並」に劣化している残念さ。我が身を振り返らせてくれる1枚として大事にしたいと思います。

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下右:ハルキ・ムラカミの小説に登場していたころの新宿DUGにおけるカーメン・マクレエの弾き語りソロライブ。よいです。

昨日の夜寒で体調を崩された方もいらっしゃるかもしれませんね。今日は少し暖かいようですが、どうか体調管理お気をつけて。室温管理と換気に気をつけつつ、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。