rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコードとチラシの裏

本日もご来店ありがとうございました。遅れてきた冬本番、お店の方も寒風吹きすさぶ時間帯が目立ちましたが、それでもおいでくださったお客さまのお心遣い(婉曲表現)のおかげでなんとか血を流さずに済みました。震える寒さの中お運びくださったお客さまに感謝致します。ありがとうございます。
みなさまによいことがありますように。

今週の新入荷レコードをご紹介します。在庫払底。定休日明けの時点で自宅にあった未放出の4枚をすべてひっつかんで持ってきました。

左上:抱え込んでいたビリー・ハーパー盤を放出。A面に「Priestess」「Calvary」と怒涛の2曲を収録。哀愁→演歌の2本立てでおなかいっぱい。なんとここでピアノを弾いているのはフレッド・ハーシュせんせい。
右上:『コテコテ』本にも収録のジミー・フォレスト。安く買えてラッキー、と喜んだのも束の間、ジャケットのボール紙と上に貼った印刷用紙のすき間に小さな石が入り込んでいることが判明。気持ち悪いのでなんとか取り出そうと、印刷用紙にカッターで切り込みを入れて指でほじくり出したのですが、作業で空いた穴がまるでピンホールのカット盤みたいに見えてしまって無念。内容はえーと、ご想像のとおりです。
左下:昨年の春にオーディオファイル用180g重量盤として再発されたECMのLPが、1年半経った今になって未開封の新古品として各所に出回っている模様。これは中でも破格のプライスで遭遇。未開封品だから試聴もできず、即決するかスルーするかの二者択一。「サム・リヴァースのECMなんて絶対店で使える音楽じゃないって」と諫める理性の声を「いや、まずは買うべきでしょ。だって安いんだから!」という気の迷いが押し切って購入。えーと、覚悟を決めればB面は使えなくもない、という感じです。お客さまに覚悟を強いてどうするんだ、という話ですが。
右下:お店をはじめて4年、やっと入手。こういった超基本盤がなくてもお店はなんとかやっていけるものだ、と言いたいところですが、あまりに好内容なのでさっさと買っとくべきでした。ほどよいカマトト声に、シャレオツなおフランス語歌唱、さらにはこのジャケット。奇跡のような1枚。

週アタマでは在庫払底でしたが、ここ数日でまた何枚か仕入れましたので、来週も新入荷レコードをご用意できるはず。そのうちの1枚は先日このブログでご報告した「逡巡の末に買わなかった」アレになる予定です(結局翌日に買いに走りました)。

…なんだかしまりませんが、時間も時間なので今日はこのへんで。
昨夜のブログ相手に4時まで呻吟していた妻はその影響で今日は絶不調。営業補助のつもりで始めたブログに睡眠時間を削られて、夫婦そろって本末転倒もはなはだしい生活を送っております。これでよいのか、よいわけないよな、とウダウダ考えるのですが、でもブログをきっぱりやめる勇気もなく。(あーこの話はチラシの裏に書くべきでした)

何はともあれ、明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。