rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

今週の新入荷レコードと明日の新宿セール情報

本日も貴重なご来店まことにありがとうございました。大草原の小さな店、極端に人口密度を抑えたぜいたくな空間をお楽しみ頂けたことと存じます。
久しぶりにおいでくださったお客さまのお顔を拝見できたことが今日の収穫。それに「とてもいいお店ですね」と言ってくださったご新規のお客さまもいらっしゃいました(遠方にお住まいとのことで、そこだけがちょっと残念)。夜にはステキなプレゼントも頂戴したし。だから今日はいい日なんです。お金じゃない。…お金も大事だけど。
ご来店くださったみなさまに特別よいことがありますように。

今週の新入荷レコードをご紹介します。1枚ずつ駆け足で失礼します。

[:W500]

左上:テラシマ先生ご推薦の2005年盤。CDリリース先行で後にアナログ化、という最近多いパターンのはしりとなった作品とのこと。美メロ過剰であざといですが、でもこういうのがズキュンズキュンくることも否定できません。
中上:スタカンのソロピアノというと世評では『MUZA』一択でしょうが(今年の新譜もソロらしいけど)、アレは高くて手が出せないのでお値段10分の1程度のこちらを。思いのほかよくてビックリします。みんな大好き「Equipoise」もしっかり収録。
右上:名盤扱いされている割にはどこで見ても安い(そしてジャケットの状態が悪い)1枚。'71年録音。「還暦すぎのオールドスクーラーが年甲斐もなくキレキレの演奏」という世評に違わぬ内容ですが、録音レベル低いので思いっきりボリューム上げないとちゃんと聴こえません。注意しないといけない(私が)。
左下:ホルン入りの3管ハードバップ、というこの年代にありがちなムチャめの編成。ホルンが予想外にがんばっているので見直しました。国内盤界のエリートことVIJJ規格の1枚。
中下:楽しい1枚。デイブ・パイクがヴァイヴ叩きながら発する「あー、あー」といううなり声までノリノリに聞こえます。
右下:ユルめのサン・ラ作品。A面のシンセ音がチープにもほどがあるのでもっぱらB面メインで使用。

ところで今日はディスクユニオン各店で配布していたラリーチケットの割引最終日。私は休憩時間全部を使って新宿界隈を走り回っていました。
これで明日からひと息つけるかな、と思っていたのですが甘かった。新宿中古センターがまた爆弾を落としてくれるみたいです。

http://blog-shinjuku-used.diskunion.net/Entry/6063/

何かすごそうですね。ただいきなり水を差すようなことを申し上げると、ことジャズのアナログ盤コーナーに限っていえば、オレンジ色の値札商品自体がまったく見当たらなかった記憶があります。それとも、明日のセールに向けてすでに商材隠したとか…。
何はともあれ、新宿界隈の猛者のみなさまにはぜひ足を運んで頂きたく。すばらしい釣果があるといいですね。

それではこのへんで失礼します。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。