rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★今日からディスクレビューをしようと思っていたのです。本当です。

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
ゴールデンウィークまっさかりの本日、駅遠物件の当店まで足をお運び下さったレアなお客さまに心からの感謝を捧げます。ありがとうございます。
みなさまによいことがありますように。
ジャズ喫茶に行ったとき、となりに声の大きいグループがいませんように。

今日は食べログで「東京都×しゃべり足りない」で検索して、お店でおしゃべりしたいお客さまたちのパワフルな姿勢におののいたり、「東京都×静かにして下さい」で検索して、店員からおしゃべりを注意されたお客さまたちが放つ呪詛の言葉に震え上がったりしておりました。

…またぞろこの話題になってしまいました。
「おしゃべりは小さな声で」的な事前告知が一切ないお店(当店のことです)で友人と談笑していたら、店員から突然「静かにして下さい」と言われてしまった。これってお客さまにとってみれば「道を歩いていたらいきなり殴られた」レベルの理不尽さですよね。もしそんな目に遭ったら、やっぱり食べログあたりに書いてみたくもなりますよね。その気持ちすごく分かります。
だから、えーと、もし声の大きなお客さまがいらっしゃったとしても、こちらとしてはなかなか注意しづらい、というのが正直あります。
いや、「お前が言わなきゃ誰が言うんだよ」というのはもちろんそのとおりなんですが。それに、実際声をかけるときも「申しわけありませんが、もうちょっと声のトーンを落として頂けますか?」みたいに、あくまでやんわりと「お願い」のかたちをとるようにはしているんですが…。
やっぱり声をかけられたお客さまは相当ショックをお感じになるようで(悪気はないんだから当たり前ですよね)、ほとんどの場合すぐにお帰りになってしまいます。ああ、また言っちゃった…という罪悪感と疲労感がすごい。

で、そうなると当然「だったら事前告知すればいいんじゃないの?」という話になります。
なるんですが、決めあぐねております。
店頭・店内問わず「お静かに」って掲示があるようなお店、やっぱり自分だったら入るのを躊躇するだろうな、と思ってしまうのです。そんなガンコ系のお店、絶対くつろげない気がするし。
正統派ジャズ喫茶ファンのお客さまであれば、あるいは別のご意見をお持ちかもしれませんが、残念ながら当店、正統派ジャズ喫茶ファンのお客さまだけでは潰れてしまいます。
なんとか、やんわりとアピールしつつ、それでいてお客さまの入店意欲を削がないようなキャッチコピーとか、アイコンとか、そんなのないのかなあ、とぼんやりと考える今日このごろです。
いや、それ以前にやっぱり事前告知とかしたくないなあ、みたいな思いもあるし…揺れ動いております。

またしてもグダグダなまま終わります。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ち申し上げます。
念のため申し上げれば、お店の営業自体はここまでグダグダではないです。

お客さまからジャズ関連書籍のご恵贈を賜りました。
店内の本棚に置いてありますので、どうぞみなさまお手に取ってご覧下さい。
(Iさま、いつもありがとうございます!)