rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★アイスコーヒーの話

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
いつもありがとうございます。
お客様のご愛顧のおかげで、今日もなんとかやっております。

最近は店員夫婦揃ってブログの書き方を忘れ、更新担当をなすりつけあっているうちに日数ばかりが経過しております。そして空白の日数を重ねるごとに、また一段と書き方を忘れていく…。
悪循環を断ち切るべく、本日は夫婦で果敢にじゃんけんをして、負けた夫がこうして記事を書いております。

早速ですが、アイスコーヒーについてご報告させて頂きます。
当店のアイスコーヒーは、つい先日まで「濃いめに淹れて、氷で一気に冷やす」という、いわゆる急冷法という手順でご提供しておりました。
この手順を採用した理由は、味うんぬんというより、お客様からご注文を受けた店員がその場で豆を挽き、抽出・冷却の全作業を一貫して行った方が、なんとなく「仕事している感」があってカッコがつく、と思ったからでした。
しかし、数日前から原則としてこの方式を取りやめて、代わりに「挽いた豆を一晩水に漬けておき、それを漉したものをお出しする」という、いわゆる水出し法を採用するようになっております。
この手順ですと、お客様からご注文を頂いた店員は、おもむろに冷蔵庫からご家庭用の麦茶ポットのようなものを取り出して、中身をグラスに注いでおしまい、というなんともそっけない動きを見せることになります。これだと、お客様からしてみれば、ローソンで売っている1リットル203円の紙パック入りアイスコーヒーをグラスに移し替えているのと何も変わらないように映るのではないか、そんな危惧を持っていました(というより、今でも持っています)。
それでも方式を切り替えました。理由は[ネガティブ記述により自主規制]現在の当店では水出し法の方がおいしいものができると判断したからです。

ただし、味の良し悪しは千差万別、お客様の受け取り方次第で異なってくるのは当然のことです。もし「急冷法時代の味の方がよかった」というお客様がいらっしゃいましたら、遠慮なく「手で淹れてくれ」と仰って下さい。店員が颯爽とテンパりながら急冷法の腕前をご披露致します。

それでは、本日もいまいちオチが着かないまま投稿を締めさせて頂きます。
明日もカラ元気で営業させて頂きます。みなさまのご来店を心からお待ち申し上げます。